2012年6月8日金曜日

25歳。
















はじめてヨーロッパ旅行したのは25年くらい前だったっけか。
てゆーか海外自体が初めての旅行だった。
野郎3人旅で、スペインとドイツに
1ヶ月行ったんだった。

2月だったんで到着したドイツは寒かった。
アンカレッジ経由の飛行機は25時間とかかかった。
飛行機も初めてだったので、それ以降アメリカの
西海岸とかの8時間は屁みたいなもんだ。
はじめが肝心なんである。

寒いであろうヨーロッパに行くにあたって、着て行く
モノを用意しないとならなかったが、当時オレが持っていた
冬用の上着というと、親父からもらった三井造船支給の
ドカジャンだけだったのでいくらなんでもと、
とりあえず友達に相談したらば、じゃあ買い物につきあってやるわ
ってんで、上野に連れていかれた。
アメ横である。
そこで見た目はドカジャンだががっつりあったかいダウンジャケット
とワークブーツを言われるがママに買った。

このダウンジャケットはその後10年ぐらい着倒した。
縫製とかすばらしくて、アレはどこのメーカーのだったんだろか。
買った当時はTシャツに羽織ればそのまま冬の街でぬくぬくだった
ダウンジャケットだったのが、10年経つとなんか寒い。
それは当たり前でメンテもせずに長年着まくったせいで
知らずダウンが抜けて、ただの薄手のペラペラナイロンジャケットに
なっていたのであった。なので捨てました。

ワークブーツのほうはレッドウイングのいかしたヤツで
これまた履き倒したが、いつのまにか靴箱の奥にしまいこんでた。
5年くらい前にひっぱりだしたら革が乾いちゃっててかわいそうな
コトになってた。ソールもすり減ってたので、リペアショップに
出したらば、ビブラムのきんきんに新しいソールで戻ってきた。
革に関してはもう保湿が足りないまま経年劣化していて、ひび割れ
てますけど仕方ないです、って言われたけど、問題なし。
今は非常用のブーツとして仕事机の下でじっとしてるのだ。