2012年6月11日月曜日

岩手行3
























てなわけで岩手でこども達と落書きしてきた。
たのしゅうございました。

写真はすみっこでもくもくとジジイ絵を落書きしてたら
同行したとり・みき兄貴がお賽銭を投げてくれたところ(笑)
釜石にいくのは3回目だ。その度に街は蘇っている、と
言いたいところですが実はまだまだです。

行くたびに寄る箱崎ではその集落でぽつんと残った

西山のおばちゃんちで元近所の人たちと喰って飲んだ。
14年前に3000万で建てた、あそこにあった家もなんにもないわ〜と
津波で更地になった場所を指差し、笑いながら酒を飲む

70半ばのおっちゃん。補助金は300万でるけど、もちろん家なんか
買えずいまも仮設住まい。
こんな年寄りに金貸してくれるところもないしな!
ごちそーさん!と手を振って帰ってった。

住んでる人にとっては「震災」はまだまだ続く。
ボランティアの人も終わりのない道に疲弊している。
自分のことだけでも、人間はいっぱいいっぱいになる生きものなのに

人のことでギリギリにいっぱいいっぱいになってて押し流されそうな
人たちが沢山いる。微力ながら応援していきたい。
とりあえず津波の被災者のことを忘れないことが
唯一できる事だと思ったりした。

といいつつこの旅行は、被災地に金を落とすという言い訳を
自分にしながら温泉に行く!というのも大事なポイントなのである。
今回泊まった「湖山荘」は湯も料理もすばらしかった!
是非また行きたい。
お湯はすばらしいなあ。

もう一軒泊まったのは「宝来館」
元気な女将さんでした。