2016年11月14日月曜日

ゼブラの紙用マッキー(訂正版)



















そういや昨日のNHKのアレで、油性マーカーで、って
言われてたのはまちがいで、水性顔料の紙用マーカー
ですからね!ゼブラのです。

と!1回目の放送では流れてしまいましたが
気づいた制作陣が明日の再放送では訂正してくれたそうです。
日曜美術館すばらしい!!
ありがとうございます!>スタッフの方々

ここ数年やってるライブのドローイングで使ってるのです。
顔料系なので退色が少ないので、描き上がったやつを
販売できるわけです。あと滲まない。
ニオイもないので描いててラリらない。
ここ大事。
水彩紙の全紙サイズとかだったらだいたい新品1本で
描き上がりますかね。チップの具合ではたまにもう1本。
箱買いしております。

2016年10月12日水曜日

2016























あけましておめでとうございます!

と、もう言いたいくらい今年が終わりましたよ。
オレの中で。
すっかり終わった。だいたいやることが全部みえた時点で
その未来は終わったも同然ですよ。いやうそです。
2016年の年頭には、今年は基本机の前で過ごす!とか
言ってたはずなんですがなんだかんだで
福島、パリ、京都、ソウル、台北、シアトル、そのあいまに
長崎4回、そして熊本となんだよどこが机の前だよ、
ってかんじになっております。ほんとだよ。

というわけで来年こそはじっくり落ち着いてやります。
W以来の仮面ライダーの怪人が夏あたりまで続き
あとちょっと大物があり、なによりもアレがあって
なんだかあれもやりましょうみたいになってて
ありがたいことですがとにかく健康に留意して
微速前進でいきます。
じゃ、今年もヨロシク!

2016年10月7日金曜日

ワコムの逆襲!

ワコムが逆襲か!!!!!!

とりあえず買うしか!!!!!!

2016年9月8日木曜日

iPadPro13インチ















ココでこんな記事になってますけどもね。

これはおもしろおかしく書いてもらったわけですが
まあ実際んとこ2枚買った、とかいうと
金持ちだのなんだの大勢の人がすぐ言うんですよ。

でもね、ちょっと考えてください。
昨日だかに価格改正がアナウンスされて安くなったiPadPro
ですけど、その前は13インチの256ギガモデルが
ざっくり13万円なんですよ。
2枚で26万円。

で、以前はオレは出張仕事の時にはMacBookproと
ワコムのintuosの小さいのを携帯して持っていってたわけ。
17インチです。タブレットはもちろん液晶じゃない
板タブのやつですよ。
この17インチがメモリーだのなんだのアゲて50万
くらいでしたよ。ざっくりで申し訳ないけど。
いいですか?
17インチの画面が50万円。
んでiPadpro13インチが2枚だから、これ26インチでしょう?
26インチで26万円。
もちろんただのモニターだったら27インチで2万円切ってる
わけですけどもね。本体コミなんだからいいんですよ。

実質大幅値下げじゃないですか?
おわかり頂けましたでしょうか。
リーズナブルな買い物だった、ということを。

とかなんとかいってもまあこういうのが好きだから
使ってるんすけどね!好きだ!デジタルデバイス!

というわけでシン・ゴジラ観ましたか。
IMAX再上映期間が明日の9日までですよ。
ぜひぜひIMAXの巨大な高精細な画面で見ることを
オススメしてこのテキストを終了します。

2016年9月6日火曜日

長崎「四龍プロジェクト」動画まとめ













この7月に終了した長崎炭鉱島における「四龍プロジェクト」の
仲雷太による動画のまとめをつくっておきます。
お時間あるときにでも眺めて
島への思いを馳せていただければ幸い。

ここで描かれたふすま絵4枚は、
ちかぢか、市内から車でいける長崎伊王島の
軍艦島コンシェルジュラウンジ内で展覧会が行われる予定です。
よろしくです。

では動画。

「長崎へ行く」1打ち合わせ編
https://vimeo.com/163121102
「長崎へ行く」2高島視察編
https://vimeo.com/163121103
「四龍プロジェクト・壱の龍・高島」
https://vimeo.com/163121918
「長崎へ行く」3池島視察編
https://vimeo.com/163121105
「四龍プロジェクト・弐の龍・池島」
https://vimeo.com/167821233
長崎へ行く」4端島(軍艦島)予告編
https://vimeo.com/163298850
四龍プロジェクト・参の龍・端島(軍艦島)」
https://vimeo.com/169995017
「長崎へ行く」5伊王島予告編
https://vimeo.com/168954366
「四龍プロジェクト・四の龍・伊王島」
https://vimeo.com/181408716


2016年9月5日月曜日

宇宙大作戦50周年



















子供の頃テレビで「宇宙大作戦」って番組をやってた。
うちは岡山で関西ネットの放送局が3ほどあったんだけど
昔はくりかえし放映権を買った番組を流してたので
「奥様は魔女」「宇宙大作戦」「スパイ大作戦」などが
朝とか夕方とか深夜とかに穴埋め的に何年かおきに流れてた。

未来の宇宙を舞台にした「宇宙大作戦」は、つまり
いまは原題の「スタートレック」で知られてるけど
オレにとっては「宇宙大作戦」のなんともいえない響きが
胸に心地よい。
カーク船長は色男で、行く星々に昔の女がいるわ
ドクターマッコイは役に立つんだか立たないんだかわからないわ
スポックはなんだか耳がとがってるわ、特撮は当時観てても
チープではあったんだけど、なんせその前にご家庭にあった
テレビ受像器自体が質がよろしくないので、脳内での補完も
あいまって、記憶の中ではべらぼうにリアルな宇宙なんだった。

お話は回によって大変おもしろかったり大変くだらなかったりで
当時の製作状況がしのばれるのであるが、総じてこどものオレには
影響が大きかった。

前に書いたし媒体でもよく話してきたけど「宇宙大作戦」の未来と
いうのはすでに地球上での人種差別、貨幣経済、宗教問題は
解決された世界で、もうその前提でハナシが進む。
宇宙船USSエンタープライズ号のメインデッキにいる
上級乗組員にはアフリカ系の女性もアジア系の男性もロシア系も
宇宙人ももれなくいて、つまり差別がなくなって能力に適した
人材が登用される社会を自然に描いてた。
まあアメリカ人のカークが船長なのはご愛敬として、理念としては
それこそが「宇宙大作戦」だったのです。

当時のアメリカはまだまだアフリカ系の人がメインキャラクター
としてテレビシリーズに出てくることは少なくて
その状況で黒い肌の女性が船長と対等に会話する通信士ウフーラを
演じてるというのは凄いことだったわけですよ。

もちろん当時のオレははなたれたガキだったので、そんなことは
考えないし知らない。知らないけども、でも画面の中で人種を越え
繋がってる姿を「自然に見て」いたのは重要だったなあと
今にして思う。

20万年前だかにアフリカから始まった人間はもともとひとつの種で
しかないし、それがたまたま肌の色や住む地域であとから
陣地取りゲームが始まったにすぎないこの世界で、人種のみで
人を区別する行為がどれだけくだらないか、この地球に益のない
行為なのかは考えるまでもないですよ。

でも社会はいまんとこなぜか宗教や人種の問題がますます
燃えさかってる。それはカンタンにはリセットできない
人達の思惑の積み重ねの歴史でしかなくて、たまたまそこに
敵味方を作りやすい問題を持ち出してるから余計に始末に
悪いわけです。

こういうのは掛け値なし、心底くだらない。
でもシンプルな希望と理想はいつでも持ってないといけない。
ビジョンなしにはゴールは得られないからで
今は悪くても、未来はもっと悪くても、その向こうの未来は
もしかしたらもっと自然に生きていける世界があると
信じながら、今を生きてるじぶんが前を向いて生きていかないと
いけないんだと思う。
そういう気恥ずかしいまでのきもちを、この「宇宙大作戦」を
作った人は持っていて、やっぱりそれで育ったオレたちは
その気持ちを恥ずかしくも表明していかないといけないんですよ。

そんな「宇宙大作戦 Star Trek」は今年で50周年を迎えます。
Live long and prosper.
長寿と繁栄を。

2016年8月14日日曜日

近況。














近況がわからないのでさっさと更新しなさい、と実家から
クレームがきたのであわてて書いております。
家族むけの安否帳となっております。

台湾の個展が無事終了しまして長崎へ。
4つの元炭鉱島でドローイングする四龍計画の最終章
伊王島でのブルーフェスでの4匹目の制作。
数年ぶりに出会った三木道三は吹っ切れた笑顔でいいライブ。
再会を祝して握手して長崎での仕事は終了。
4枚の龍のふすまは近いうちに伊王島での展示になります。

次の日曜日巌流島で菊野選手のワンパンKOを見届けてから
翌週そのままシアトルへ。アメリカですよアメリカ。
北のほうにあります。
したがって涼しい。夏ですが、たいへん涼しかった。
天気は快晴つづきで、低湿度。ナイス。

村上隆さんキュレートによるSuperFlat2の展覧会場で
福島でのライブドローイングふすま2点展示と
会場での4日間の公開制作をしてきましたよ。
たのしかったし疲れた。共に我にあり。
おなじ場所で鉄人Kim JongGiと描いてきました。
いやー何度見ても凄いなキムのライブドローイング。
お客さんも座り込んで見入ってました。

あたらしい出会いと旧友との時間を経て暑い暑い東京に
舞い戻っております。
思ったより暑くないので一安心。
参加してた幻獣神話展3の最終日に間に合い駆けつけ
おなじく参加されているいしいひさいちさんの奥さんに
なんとご挨拶できた。
いしいさんはお会いしたことはないですが、同郷、岡山県
玉野市のマンガ大先輩なのであります!ずっとファンですしね。
ああ、すばらしい。
ちなみに玉野市のマンガ大先輩には一条ゆかりさんもおります。
小さい街での大きな偶然。

2016年7月14日木曜日

おわび。


来週の23日に長崎の伊王島でおこなわれる最後のドローイングですけども!
ドローイングは18時より行われますが!

その前夜祭として長崎市にある軍艦島デジタルミュージアムで22日夜に前夜祭があります、みたいなことをネットで読んで「いきます!」といってくれる方がいらっしゃいまして、うれしいのですがすみません!!!これは諸々の事情でとりやめになってまして、前夜祭的なデジタル展覧会は今回ありません!
申し訳ないです。
よーし22日の夜にいくぞーってスケジュールにいれちゃってる方は、そっと取りやめにしていただくと幸いです。
あ、ちなみに軍艦島デジタルミュージアム自体は壁面いっぱいの映像が堪能できるすごい見応えのある場所なので、長崎にきたら是非脚をお運びください。

2016年7月9日土曜日

草案草案。

とゆーわけで、自民党のこの憲法改正草案のすごいことよ。

一読して、それぞれがいろいろ考えるとイイと思います。
明日選挙。

2016年7月7日木曜日

2016年7月5日火曜日

選挙選挙。

























カラーバージョン。

2016年7月4日月曜日

投票投票。















7月10日は選挙の日ですよ。
オレは行きますけど、みなさんも行った方がいいですよ。
まちがえて戦争に行ったらダメですよ。

あやうく行きかけてるところもありますけどね、今の日本。
かつて朝鮮戦争で軍需景気で儲かった記憶が
いままた後押ししてるんでしょうかね。
「うちのじいちゃんがあのときはもうかったなあ!って
よく言ってたんでやっぱ景気回復には戦争だよねえ」とか
考えてるひとが国会にいて欲しくないので
そこはなんとか考えていきたいものです。

忘れちゃいけないのは戦争がしたいひとは
戦争に直接行かないでもすむひとたちだし戦争で儲かるひとたち。
そういう人は国のため、というよりは実際はじぶんのために
そういうことを考えてるひとなので注意が必要ってことです。
かなりクソッタレなので耳は貸さないほうがいいです。

物事を単純化して考えるのは楽だけど
実際の物事はいつだって複雑な要因でこんがらがってるので
そこは丁寧に丁寧に進んでいくべきところです。
つきつめれば
どう生きていきたいのか、ということをじぶんに
問いかけつつ今いる場所で生きていく方法を考える
機会でもあります。
選挙権は頭上が降ってきたものじゃない。
民主主義を維持するためのだいじなものです。
裏山の木に果物のようになってなんかいない、
本来は勝ち取らないと手に入らないものです。
権力とはいっしゅの暴力ですから
その暴力に怯えないで生活できるようにする
人類が手に入れた現状ギリ最善のカタチが民主主義です。

万人が認める人柄のいい公明正大なナイスな王様だったら
よろこんで着いていくかもしれませんが
残念ながらそんなひとは現実にはいないのであきらめて
できるだけ自分が興味を持てるカタチで
政治に参加していく時代なんだろうなあと思ってますよ。
めんどくさくても、この国の主人公はじぶんたちですからね。
政府や安倍さんじゃないです。
主権は国家にあるとかカンベンしろよ。
それは自分たちがいい王様であると勘違いしちゃってる
ひとたちのうわごとのようなものです。

ところで憲法の9条はちょーナイスです。
この戦争のなくならない世界で、戦争を放棄しちゃうという
本質はアナーキー極まりないアグレッシブな危険物だから
そこがオレは好き。
じゃ投票所で。

2016年6月22日水曜日

軍艦島ドローイングの記事いただきやした。














長崎でやってる「四龍プロジェクト」の3弾目、軍艦島での
龍の絵を描いたときのルポを書いていただきましたよ。
ありがたや。

こちらが雨宮まみさんによる記事。
なんかえらそうなことを言ってるオレですが「勢い」です。
ゆるしてくださいゆるしてください。
http://www.pie.co.jp/cc/terada/2016_1.html

こちらはナノ・ユニバースのサイトで石浦克さんが
書いてくれた記事。かっこよすぎ。
http://store.nanouniverse.jp/jp/media/media.aspx?goods=M20160617_k_teradart&language=ja

じぶんの記事はとても恥ずかしい。
たいていイメージをいいほうに盛ってもらってるからです。
とはいえここでの主役は軍艦島といっていいので
その雰囲気、空気感をこのふたつの記事でおたのしみください。


2016年5月30日月曜日

台湾で個展。



















台湾の台北で個展やることになりまして
6月の4日から、1ヶ月ほどやります。
WRONG galleryってところです。

5日はライブドローイングとかやる予定。
ああ、ちょうど台北にいるわってんで、通りすがり
のお客さんもぜひ。

内容はデジタルのプリント出力40点あまりと
アナログのスケッチ的なもの30点ほどです。
軽い感じです(たぶん)
初めての台湾ってことで、お披露目的なラインナップ
なので描き下ろしバリバリって感じではないのですが
よろこんでいただけるといいなー。

2016年5月26日木曜日

軍艦島で描きました。



















長崎の軍艦島コンシェルジュからの依頼で始まった
長崎炭鉱四島での龍神ドローイングツアーは3月の高島
4月に池島ときて今回端島、通称軍艦島での外描きであります。
フスマに紙用マッキーで描きます。

前2島ではスタッフのみでのドローイングでしたが
(ここに仲雷太さんによる動画リンクあり。
今回は告知活動協力の方々に見守られつつの作業となりました。

いやしかしまさか軍艦島でフスマドローイングやることになる
とはオレ出産前のオレの母親も想像しなかったであろう。
当たり前だが。
前日は雨!予報も雨か曇り、というほぼアウトな予定日を迎え、
ハラハラで迎えた当日の朝、なんだか曇ってはいるけど雨はなし
このまま保ってくれたら!ということでフスマを抱えて出港。
40分ほどで端島到着の頃には、なんだこれみたことない
龍のような雲がかなたに出現、島の上空はうっすら晴れている
というこの状況!奇跡か!とわらわらと上陸させていただく。

長崎市職員さんの厳密な注意を守りつつ描画開始。
X階段、児童公園前、そして端島小中学校グラウンド、
仕上げは貯炭場跡で無事ドローイング終了しました。
天気はピーカン過ぎず、適度に雲ありの最高のコンディション。すばらしかった。
関係各位、長崎市のみなさん、ありがとうございました。

ラストの4枚目の龍神は7月に長崎のクルマで行ける炭鉱島、
伊王島で行われる予定であります。よろしくよろしく。

2016年5月23日月曜日

冨田勲とキャプテンウルトラとキャプテンフューチャーと




















子供の頃に夢中で観ていたのはキャプテンウルトラで
オレは4歳だったわけですが、刺さりました。
その後、時代劇などでキャップを演じてらした
役者さんが悪代官などをやっていると観るのが
つらかった。昔はあんなにいいひとだったのに。。

そのキャプテンウルトラのBGMで「宇宙マーチ」ってのが
ありましてね。劇中活躍してるキャップやらハックやら
シュピーゲル号のバックで勇壮に流れてて、なんでしょうか
メロディ的に寺田少年にぶっささってまして、ああ!
この曲をいつでも聴きたい!(レコードもビデオもない)
聴けない!!!!!と身悶えした結果、少年は宇宙マーチ
を鼻歌で歌い込みまして、何を考えたかノートに
んんっんっんーんーんーん、んっんっんーんーんーんー
と書いてました(実話)
我ながら頭が、こう、悪い。いや、そのくらい好きだった
んですよ、キャプテンウルトラ。

その後小学校の3年の時にキャプテンフューチャーに
ハマるんですよ。エドモンドハミルトンの宇宙活劇。
いわずとしれたSFといえばのハヤカワ文庫で、翻訳は
野田昌宏宇宙大元帥です。
これが実はキャプテンウルトラのインスパイア元だったん
ですよ!運命だなー。ここらへんからSF的なモノに
身も心も奪われていきまして、この時代岡山では深夜に
夕方に夏休みの午前中に、と「宇宙大作戦」が再放送
されまくりで、相乗効果でえらいことになっていた。

それからたぶん中学生になってからだと思うんだけど
サノ(幼なじみ)から教えてもろうたんかどうか
忘れてしもうたんじゃけど冨田勲に出会ったわけです。
出会ったといっても道ばたで出くわしたんじゃなくて
レコードに出会ったわけです。
「惑星」とか「展覧会の絵」とか最高じゃった。。。
なんつっても冨田さんといえばシンセサイザーなので
オレの中でシンセといえばコンマ02秒で冨田勲の名前が
浮かぶ。
そんな冨田さんがお亡くなりになりまして、悲しい。
悲しいので、このインタビューなどを読み返した。
すばらしい柔軟性。かっこいいのです。最後まで冨田勲は
かっこよかったなあ。

で冨田さんのCDなどが手元から消えていたので、買い直して
みようとAmazonとか徘徊してたらキャプテンウルトラの
ミュージックファイルなる、当時の音源のCDがあるのを
知りまして買いました。
もちろんこの音楽を冨田勲がやってまして、4歳から今まで
どんだけ冨田勲がオレの輪郭を形作っていたんだ!と
あらためて思いを馳せてみたりしたのであります。

2016年5月22日日曜日

中ノ俣の猫又てぬぐい















新潟は上越市の中ノ俣という集落がありまして。
そこは写真家の佐藤秀明さんが長く撮影に訪れているところ
なんですけど1度、佐藤さんにくっついて遊びに寄らせて
頂いたことがあります。
いろいろごちそうしていただいて、とにかく山菜がうまい。
ああ、うまい。
タケノコ焼いたヤツとか酢漬けにしたやつとか最高でしたよ。
で、お返しになるのかならないのかさておき、
木の板に猫又の絵を描いてきました。
中ノ俣には猫又退治の伝説があるんです。

2016年5月17日火曜日

ゆっくりゆっくり。


なんだこれ。

本人の許可なしに携帯のGPS機能を捜査機関が
トレースできるってのはホントなのかな。。
ホントだとしたらこの国は想像以上にダメになってってる
んじゃないですかね。

ぬるま湯に浸かってると思い込んでたら
どんどん温度があがってきて、気がついたら茹であがって
死んでたって寓話の蛙にならないように、常に水温には
気を配ってないといけないってことなんだろう。


2016年5月10日火曜日

2016年5月5日木曜日

ライブドローイン!




















てなわけで昨日YouTubeにあげた動画は
年頭に福島でやったココ12年展の会場でやったライブで
描いたやつです。iPadproをてにいれたばっかりでうれしがって
使ってます。でもペンシルがこのときは手に入ってなかったので
ほぼ指です。
アプリはprocreateというiPad用の絵を描くやつ。
印刷前提のシゴトの絵をiPadで描く場合、いまんとこ一択に近い。
ナイスなアプリです。現時点でオレにとっての最高モバイル
描画環境がiPadpro+procreate+apple pencilです。

んで、このときは指で描いた。
お客さんもたくさん来てくださって満員御礼の中
iPadをプロジェクターに繋いだappleTVとWi-Fiで繋ぎ、
ミラーリングさせてライブドローイングを観て頂く、という
何度もやっていたカタチ。これでスタートしたんですが
おやおや?
接続が切れてますよ?
という現象が収まらず、時折繋がるんですけど、とにかく
切れる。appleTVとiPadがうまくない。
こんな現象は初めてだったので対処のしようもなく
なんとかごまかしごまかし描いたんですけど
3時間の予定がそのうち1時間は接続し直しショーになってた!
お客さんはやさしいひとばかりで、暖かい目で
脂汗かいてるオレを静かに眺めていてくれました。。。。
あのときのお客さんには、ぜひこの動画で
ぶつ切れじゃないドローイングを再体験していただければ幸い。

このライブは1日目が線画、2日目が着色、という構成に
なってて、それぞれ内藤泰弘、桂正和というBIGなゲストに
トークのふりしてオレを横でほめてもらう、という
姑息な考えの元、実施されたのですが
この接続トラブルの間も、おふたりに間を持たせて頂いて
結果すっごい助かったという。
ほんとにその節はありがとうございます。
一生ついていきます。

これを教訓に、今後このシステムでライブドローイングする
時はかならず有線で繋ぐ第2の手段を用意しておかないと
いけないなあ、と深く心に刻みました。
しかしこのiPadpro+procreate+apple TV+プロジェクターorモニター
というデジタルライブドローイング構成は普段はじつにシンプル
かつ安定しているのでオススメであります。

福島での不調の原因は、ライブをやった会場の通信環境が
安定しておらず、どうやらオレの使ってたWi-Fiルーターがそれを
受けて中継基地をふらふらあっちこっちに切り替えてたせいでは
ないかと、いまんとこ思っている。
なぜならその夜、宿にもどって同じことを試したら
まったくもって安定して使えたから。




2 days Live drawing

2016年4月22日金曜日

青山のスパイラルで。



























青山のスパイラルでの展覧会に参加してます。
といってもオレはスケッチを描いただけで、それを中村哲也さんと
清河北斗さんが立体化してくれたものを展示していただいてるという
カタチです。
この展覧会は造型美術家の中村さんが企画したもので
平面の表現を立体に起こし、さらに富山の鋳物会社「高岡銅器」と
手を組んで金属造型にしたものを展示する、という意図の元で
開催されてるもので、田名網敬一、空山基、江口寿史、フロリアン・
クラールといった作家に混ざってオレも名前がはいっております。
展示は短くて24日までなのですが、無料ですごい造型が
観られるのでたいへんすばらしい。
原宿とか青山に立ち寄りの際にぜひ足を運んでみてください。

2016年4月21日木曜日

長崎で揺れる。


























いま毎月長崎に飛んで、島で龍の絵を描くってことをやってる
わけでして、今月も行ってきた。
池島という元炭鉱の島です。2001年という比較的最近まで
現役の炭鉱だった島です。
このときの事はおいおい書きますが、とりあえずは描き終えて
帰路スタッフとトルコライス山盛り喰って長崎市内に夜着いた。
ホテルの部屋に戻って、部屋に備え付けのフットマッサージャー
に両足をぐりぐりされながら仕事のラフを描いてたら、
数年前から聞き慣れてしまった音が響いてきて、ぎょっとする。
音源は携帯からで、地震警報のあのキュイキュイって音です。

すわ、と飛び出せるように脱いでたパンツはき直してテレビを
つけた。九州で地震かー。
その後もゆらゆらしてたけども、ここが関東に住む哀しさ、
多少の揺れに慣れていて、飛び出せる準備をしてから寝た。
へとへとだったし、そんなに大きな地震だとは
その時思ってなかったのです。

翌朝テレビをつけたら大変なことになってた。熊本が。
東日本大震災のときの記憶がもわんもわんやってきた。
おー結構ゆれたなーと東京で思ってたあの時、東北が大変な
ことになっていたを知った、あの感じ。

ホテルの下のカフェでカフェオレを頼んだらレジのひとが
揺れました?こんな大きな地震わたし初めてです、という。
その後乗ったタクシーの70歳くらいのドライバーも
わたしゃこれまで長崎で生きてきてこんなのはなかったねえと
おっしゃる。結果からみると今回の地震による長崎の被害は
熊本ほどでなかったし、翌日は東京までスムースに帰れたし
市内に混乱もなかった。しかし熊本ではたいへんなことに
なっていて、亡くなった方も多い。

その時どこにいるかは選べない。
オウム真理教が地下鉄サリン事件を起こしたとき、あの路線
沿いに住んでいたオレは何日かずれてたら
あの地下鉄に乗っていた。
去年起きたネパールの地震が1ヶ月はやかったら
オレもカトマンドゥかヒマラヤの山の中にいた。
生き残ったのは結果であって、自分では選べない。
助かってよかったーって感情ではなく、じぶんがそこにいた
かもしれない、という感覚でしかなかった。
どこにいても同じ。
毎日たまたま生き残ってるに過ぎないのが、この人生であって
生き残ってる間はひたすら生きることに専念するという
ことだと思う。

今回の地震で被害に遭われたかた全てに、1日もはやい普通の
生活が戻ってくるよう願ってます。
もちろんいまだ仮設に住む東北の被災者たちの生活も。
直近で大地震にあったエクアドルや、世界中で被害に遭われてる
かたも、その生を安寧の中にまっとうできますように。












2016年4月8日金曜日

ラストサクラシンメトリー




















とゆーわけで今年の桜はどばーーーーーっと咲いて
がーーーーーーっと散っております。
昼間は花見客でごったがえしてた近所の桜の通りも
夜中に行ってみると誰もいなくて、都会の夜空のうすぼんやり
あかるい中にはらはらと散っておりましたよ。

2016年4月3日日曜日

サクラシンメトリー



















いいですな夜桜は。

2016年3月19日土曜日

長崎いってきた。



















長崎行ってきまして。
長崎には炭鉱があった島がたくさんございましてね、代表格には通称軍艦島、本名端島、住所は長崎県長崎市高島町字端島がありますが、他にもたくさんあったわけです。
その中の高島、池島、端島、伊王島の4つの島で絵描いてくる、という仕事をいただきまして、まずは第一回の高島におととい行ってフスマに描いてきました。いつものようにゼブラの紙用マッキーであります。
描くのは龍の絵です。1島1龍ってことで計4枚が7月までにできあがる算段っす。毎月長崎に行ってちゃんぽん食えるという。

高島にはあの幕末に有名だったグラバーさんの別邸がありましてね。日本発の海底ケーブルによる電信線も当時敷設されていた最先端っぷりですよ。で、いまはなんにもないんですけどね。別邸も炭鉱もキレイさっぱりなくなってまして、高島の産業遺産たる良さが残念ながら失われているのですが、島自体はすばらしい場所でしてね。特にグラバー別邸の跡地の眺めの良さたるや。

絵はフスマもちこんでグリグリ描いたんですけど、描いてる風景を動画で残そう、んでもって島のいいかんじのところでそれぞれ描いてるとこ挿れようってんで、3カ所で描いた。運良くこれが最高の快晴状態でばっちり。いずれ動画をおみせできるんじゃないかと思います。手前に写ってるオレは無視して、高島でできあがる龍を観ていただければ幸い。


そんなわけで次回は池島にいきます!ちゃんぽん!

2016年3月12日土曜日

5年経ちまして。






















去年はアメリカ行きと日程がかぶっちゃって行けなかったんですが
震災後、岩手にマンガ家たちで行ってまして。
なんということはなく、見知った人に会いに行ってごはん食べる、
みたいな集まりになりつつありますが、そんなオレたちを
喜んでくれる人達がいてくれるので、できるだけ行きたいと
義務感とかからじゃなく今も思っております。

んで去年の暮れから今年にかけて、福島の郡山のそばで
展覧会やらせてもらいました。
福島でやる、ってことを言うと、震災とからめての質問を
されたりして。でもオレは福島の展覧会に関しては東北の為に
なにかをする、というスタンスではく、普通の展覧会のお誘いを
お受けした、というカタチでした。
福島だから、ということはなくて。
「普通」を続ける、ということが必要なんだと思う。

郡山の駅から展覧会場までクルマで何度も通った。
道路の脇には仮設住宅が並ぶ場所がまだまだあった。

普通に生活するってのはどういうコトだろうか、と思う。
近所のコンビニでなんでも買えて、仕事中さぼってコーヒー飲んだり
映画みにいったり?温泉いったり、友達と会ったり?
自分の家で好きなだけくつろぐ。
そういうのが普通だとすると、東北にはまだ10万人以上の人が
たぶん普通の生活を営めてない。この5年間も。
もうすこし正確にいうと避難者数は2016年2月12日現在で
17万4471人と発表がある。(データはココから)

5年経ってまだこの人数の方達が家に帰れない、というのが
いったいどういうコトなのかはオレはよくわからない。
不断の努力でなんとかしようとしている人達がいるのは知っている。
もう震災は過去のこと、と思ってる人達がいるのも知っている。
経済を建て直せば、被災者の生活もよくなるハズだと思ってる人。
なにはさておき被災地に普通を取り戻すべきだと思ってる人。

バカみたいな東京オリンピックのどたばたは永遠のように続いていて
この国は「普通」のことをするのに、
まだまだなかなか苦労するようになってる。

あれから5年経って普通の生活ということを考え続けてます。

上の写真は岩手に行ったときに、道ばたにいた小さい緑色の生物。
かわいかった。




2016年3月10日木曜日

でっかいの。













つーことでiPad Proです。
でっかいぜ13インチ!

といってもPCで考えると13インチなんて絵を描くには
せまいわけです。普段は30インチモニターですからね。
しかし10インチのiPadでラクガキしてると相対的に
これがでかい。
なんでも描けそうな気になります。

そして大事なのはアプリです。
iPadで絵を描くといえばこれはもうProcreateなんですが
apple pencilの登場で、もー完璧に仕事に耐える画材になった。
やばい、仕事ができる、、、どこでもできる、、、、できる。

仕事ができる持ち運べるタブレットというとコレはもー
オレたちのワコムのcintiq13インチcompanionがある。
これ持ってます。そしてcintiqのアドバンテージは
中身がWindowsってことで、Photoshopもpainterも
走ることだ。iPadではまだいつも仕事で使ってるソフトは
使えない。

ただし、procreateとiPad Proとペンシルの組み合わせに
限って言えばオレはcintiqよりiPad Proになるのであります。
すみませんワコム。。。
だって重いし、絵を描きながらの指での拡大縮小や回転が
もうひとつスムースじゃないところがフラストレーション
になるから仕事だとつらいわけです。
ここらへん、どんどんワコムには頑張っていただきたい。

レスポンスの良さはストレスの削減につながるので
絵を描くスピードに直結しちゃうんでありますよ。
でもって早速仕事に使ってみました。
コレな。
なんというバカな企画でしょう。
感動しました。

あとは福島のココ12年展のイベントでライブに















使ったりしてみた。


それにしても13インチなのに軽い。1kgない。
Procreateでガシガシ描いて5時間くらいは描ける。
モバイルバッテリー持ってれば飛行機でLAに飛ぶ
時間くらいは描ける。布団で描ける。
クソしながら描ける。メシ喰いながら描ける。
格闘技会場で観戦しながら描ける。
もーどこでも描ける、つまり仕事ができる。
おそろしい子!
すばらしい時代になったと言えよう。
ブラボーアイパッドプロ!
ビバアップルペンシル!
グレートプロクリエイト!
がんばれオレ!!!

メイキング動画をてきとーにココにあげてみた。
https://www.youtube.com/channel/UCvco2DsFSQdhKxlSb86TLSA





2016年2月5日金曜日

ニラサワの事。





















むかしむかし「未来忍者」って映画のスタッフだった時
小林誠さんから送り込まれてきた若僧がいました。

若僧といってもタケヤとオレとおないどしで。
つまりは3人ともぺーぺーの若僧だった時代に知り合った。
どんな話したとか覚えてないけど初対面からオレをみて
「あんた、だれだれさんに似てるわ!」と
当時特撮雑誌の「宇宙船」とかで名前をおみかけする
ライターの方の名前を出してきたが、こちらは面識が
ない方なので「へー、そう」としか言えなかったわけです。
「いやー似てる似てるそっくり!」となおも続けるその若僧
こそが、のちに韮沢靖となる男だったのです。
いや当時から韮沢靖だったけど。

なにぶん30年近い昔の事で、それ以降のことは
ぼんやりとしか覚えてないけど、その頃オレは東高円寺、
タケヤは高円寺、ニラサワは野方にいて、まあ近所なので
タケヤの作業場にしょっちゅう入り浸っては、あの怪人が
いいとか、あのクリーチャーデザインはダメだとかやってた。
そりゃあ、なーんにも考えないで好きなものの話だけしてた
なんにもない三人組だったのです。

そのうちホビージャパンの別冊でSMHって雑誌ができて
ニラサワとタケヤはそこの常連になって作品作り出して
あれよあれよとそのスジでは名を馳せるわけです。
今でもアメリカの造型のスタジオとかに行くと
SMHのバックナンバー置いてあって、ふたりのファンが
いっぱいいる。NIKEのCEOのマーク・パーカーさんも
いまもSMHの話をよくするくらいで、その影響は大きい。

でも当時は当時で「スティーブワンの造型やべえ」とか
騒ぎながら「オレならこうする」魂炸裂でニラサワは
作ってたわけで、物作りの影響とはまさに寄せては返す
波のごとく、対岸から対岸、反射して、拡散して。

大きな流れのなかで、ニラサワもタケヤもオレも
「じぶんの好きなこと」に無我夢中でやってきたら
50歳越えてて。いっぱしの顔で仕事できるように
なってきたなーって矢先ですよ。

ニラサワが1月末にぶっ倒れたって話聞いて慌てて。
慌てたけど、まあアレはしぶといでしょう、と高をくくって
たら、挨拶もなしに逝くという荒技で。

最後の最後、タケヤとオレはなんとかニラサワに会えました。
いわゆるなんか寝てるみたいな顔でそこにいて
思わずひっぱたきそうになりましたよ。
オマエそんなかっこわるい棺桶とかじゃねえだろうと思った。
いますぐ起き上がって、いつものニラサワ節の禍々しいやつ
デザインしてから死んでくれよ。
ぼんやり、そんなことを考えながら顔みてたんですが
気がつくと灰になっちゃってて。

いやーニラサワ、さみしいなあ。
タケヤもオマエもオレもいつもなぜか近所に住んでるもんだから
ひょいとママチャリにまたがったオマエが
モスバーガーのとこでこっち見つけて
右手をスチャっとあげてニヤッと笑いながら
「かつくん!どこいくん!?」って言ってくれるのを
しばらくは期待してしまいそうですよ。
まいったまいった。

そんなわけで享年52歳、稀代のクリーチャー好き韮沢靖は
この世から去りました。
オレは92歳くらいまでは絵を描いて生きていくつもりなので
悪いけど次会うのは40年後だ。
またね。



















2016年1月20日水曜日

ワンカップ。























寒い。
寒いですな。
いろいろあってラベルを描かせてもらったカップ清酒が
渋谷エチゼンヤで絶賛発売ちゅうです。
通販もできるぜ。
岩手のお酒、喜久盛です。
うまい。

2016年1月7日木曜日

福島のココ12年展会場で最後のイベント。


デジタルドローイング&トークショーイベントat福島。

大先輩であるところの桂正和にいさんと
いつも燃え燃えのイカス内藤泰弘アニキが福島にやってくる!
というわけで、立ってるモノは友達も使え、というおそろしい
モットーをひっさげてふたりに頼み込んだらあっさりと
喜んで行ってやるぜ!とお言葉をいただきましたので
福島での「寺田克也ココ12年展」の1月9,10日の
デジタルドローイングイベントのスペシャルゲストとして
それぞれ内藤アニキが9日、正和にいさんが10日と
来てくれますよ。

だいたいご存じの方はロフトプラスワンでのトークを
イメージしていただけると、ダラダラ感が伝わるんじゃないか。
それぞれ3時間の長丁場をおつきあい頂きますが
堅苦しいのは完全に排除して、のんびりやります。
休憩もいれますし、もうテキトーにやります(いい意味で)

よろしくおねがいしますー!

以下ガイナックスさんのHPから詳細の転載

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▼イベント詳細
【1月 9日(土)ゲスト:「トライガン」「血界戦線」の内藤泰弘先生】
12時~15時:ライブドローイング(線画作成)&トークショー
15時~15時30分:休憩
15時30分~17時:サイン会
【1月10日(日)ゲスト:「TIGER & BUNNY キャラクターデザイン」「ZETMAN」「I”s」の桂正和先生】
12時~15時:ライブドローイング(彩色、仕上げ)&トークショー
15時~15時30分:休憩
15時30分~17時:サイン会
【会場】
空想とアートのミュージアム 福島さくら遊学舎内
〒963-7725 福島県田村郡三春町大字鷹巣字瀬山213番地
TEL:0247-61-6341 FAX:0247-61-6342
※ライブドローイング&トークショーは両日共に、先着100名限定となっています。当日は整理券を配布いたします。整理券はチケット購入時に受付窓口にてお申し付けください。
また、スペシャルサイン会は寺田克也さんのみで、ゲストの先生方はサイン会に参加しません。寺田克也展関連商品1.000円以上お買い上げのお客様のみ参加可能。人数制限はございません。
ぜひご参加ください!!

2016年1月6日水曜日

とゆーわけで2016年です。







2015年の12月はまるまるロサンゼルスでした。
ソウテルにあるGR2ギャラリーで3回目のソロショーを
やるためと、リトルトーキョーにあるJANMでの公開制作
期間の30日間。

もちろんこんなにホテルとか借りてる余裕があるわけない
のでギャラリーのオーナーのエリック宅に居候なんである。
余談だがここのゲストルームには畳があるんであるよ。
快適、、、、

まるまる半分個展の準備して、その後半分はだいたいJANM
での公開制作にあてた。
たのしかった。

公開制作は日本から持っていったフスマ用の紙2枚の
連作とした。例によって紙用マッキーでがしがし描いたわけです。



だいたい1枚にそれぞれ5日間かけた。
1日の作業は4時間くらい。ときおり来展者がうしろで
見学されていきます。オレのことを知ってるひとも
知らない人も、隙間をみては話しかけてくれて
絵のことをカタコトの英語で話してたりして
それもまたたのしい。

アメリカには正月を休む習慣がそんなにないので
クリスマスが終わるとイベント感はもう全然なくて
それも割とよかった。どうしても日本での正月は気が抜けて
体調崩したりするからなー。いや、まあそのくらい
休めよ、って話ではあるが。

去年はたいへん絵を描いた。
通常の仕事は若干抑えめになったぶん、展覧会関連で
たらふく描いた。
5月の青山、6月のアサビOB展、8月の中野、11月の福島、
12月のロサンゼルスとじぶんの中では連続して線を
引き続けた感がある。
すこしだけ以前と違う描き方の変化があったような
ヒントがあったような、なかったような…。

まーこういうのは直ぐにはわからないので、いずれ
なにかのはずみに、あああのあたりでなんか変わったかなー
と思ったりするのだった。

さて今年、6月に台湾でショーやりますけど、詳細はまた
おって書きます。11月とかにまたロサンゼルス。
あとはまあ去年ほどは外ではやらず、机にじっくり向かいたい
と考えています。ひきこもりで行きます。

機会があればまたどこかでお目にかかったりしますが
つーか、この1月の9,10日と福島でドローイング&トーク
やるんだった!
ゲストは9日が内藤泰弘さん、10日が桂正和さんだ!
いえーい。
ヨロシクご来場のほど。
ではまた。